デンマーク・スウェーデン・アイスランドへ行った その2
今回はスウェーデンのマルメ滞在からアイスランド到着までを振り返る。
3日目 スウェーデンのマルメへ向かう
コペンハーゲンから電車で30分ほどでスウェーデンのマルメ駅に到着した。
途中オーレスン・リンクという日本の関空とりんくうタウン間のような橋を渡りスウェーデンに入国する。
どちらの国もシェンゲン協定に加盟しているため出国手続きなどはなく、デンマークの出国の際にホームでパスポートを見せただけだった。
スコーネ地方南部に位置するマルメはスウェーデンで3番目に大きい街だそうだが、人口は30万人ほどしかいない。
この日は日曜日ということもあってか町中に人はまばらであり、締まっているお店も多かった。
到着後マルメ城へと向かった。
マルメ城は1434年に建てられたスカンジナビア半島最古の城らしく、過去には宮殿や牢屋として使用されていたようだ。
今回時間の関係で中には入らなかったが、現在は水族館や美術館として使われている。
城の内堀
堀でくつろぐカモ
その後 Form Design Centerへと向かった。ここは現代スカンジナビアデザインの展示場で、北欧デザインの椅子やテーブル、小物が置かれている。 1階がカフェ、2階が展示場、3階がショップになっており、3階ではデザイン性の高いお土産が売られていた。
その後、マルメで有名な Lilla Kafferosterietというカフェへ移動した。
昔の家をそのまま使って営業している
豆の産地ごとにオーダするシステムで私はグアテマラ(600円くらい)を注文したが、オーダーしてから豆を挽きはじめるので10分ほど出てくるのにかかった。(もちろん、既にドリップされたコーヒーもある)
ポッドいっぱいに入っていたので4杯弱くらいあり結構量が多かったが、香りがよくとても美味しかった。
豆も販売していたので400g買って帰ることにした。
コーヒーとマフィン 天気が良かったので石畳のテラスで飲んだ
ショーケースにデニッシュなどが並べられている
店内は部屋がいくつかあり個室のように分かれている
カフェで休憩した後、聖ペトリ教会へと向かった。
この協会は1300年代に建てられたレンガ造りの教会で街のシンボルとなっている。
教会では丁度オーケストラの練習が行われており、レクイエム K.626 怒りの日が演奏されていた。
教会の天井が高い構造によって強いリバーブがかかり楽器とコーラスの残響が教会全体に響き渡っていたのが印象的だった。
その後マルメから一駅離れたEmporia Shopping Centerで、お土産を買いコペンハーゲンへと戻った。