すちをブログ

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After Effectsでストップウォッチの機能を作る

実機での検証動画をつくっている際にユーザーの操作からある地点までの時間を計測してストップウォッチのように停止した時間を表示し続けたい思惑が発生した。 iMovieでも頑張ればできるが、映像に対して載せれるテキストが1つだったりフォントやレイアウトの制約が多いため今回はビビりながらAfter Effectsでつくってみることにした。

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そもそも After Effects を持っていなかったので Adobe のサイトから体験版を DL してインストールした。

最初に画面を開くと機能ごとにレイアウトが別れており、このへんは iMovie や Final Cut Pro に似ているなと感じた。

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適当に素材となる動画をドラッグ・アンド・ドロップすると下のタイムラインに追加されレイヤーで管理できる。

ストップウォッチのように任意の時間で再生を止めたい場合は Time Remap という機能を使って予め用意した時間がカウントアップ素材を再生させ、そのレイヤーに対して Enable Time Remapping にチェックを入れる。

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するとレイヤーに Time Remap が表示されるので 任意の箇所にキーフレームを打つ。 最初チュートリアルなどをみている時、そもそもキーフレームを打つという概念がわからなかった。これは、◆ のマークを任意の箇所でクリックすることで 追加・削除・移動ができるという機能である。

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今回はストップウォッチをのような機能を作るだけだったのでこのキーフレームを調整して完成した。

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最後に書き出しを行う。 意外だったが、書き出しは別のアプリケーションである Adobe Media Encorder が必要になる。

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操作画面は隠しているが任意の地点で時間を止めることができた。

ちなみに操作中はCore i 7 2.5GHz 16GBのMacBookでも、今にも離陸しそうな飛行機並みにファンが全回転していて不快だったw 緑色のレンダリング?のバーのようなものもなかなか間に合わずプレビュー画面がかくかくしていた。

一生をかけても全部の機能を使うことはできないだろうと思った。